パワーバランス(注:かなり重いひとりよがりです。。。。)

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    先日落ち込みモードの友人とチャットした。
    いやあ、めずらしく年を明けてから絶好調の私。だったのに。。。。。
    つられて落ち込みモード。いや 無理して気分を盛り上げていた
    だけなのかも。

    彼女は、サダム・フセインの処刑をきっかけに気分を害したそうだ。

    確かにあの日、私はBBCのインターネットで聞けるラジオをずっと
    オンにしたり、ネットで調べたりして

    ”日本時間の正午頃までには刑が執行される模様”などの
    記事をみて、なんだか暗い気分になった日だった。

    「未確認情報ですが、どうやら刑が執行された模様です。各国の
    反応は。。。」
    などとラジオのアナウンサーが言い始めた。

    その後、フセインの処刑の映像がネットなどで出回り初めて
    ついついよせばいいのに、映像をみつけてしまった。

    人間は生と死の境などというのは、本当にわずか。

    今まで動いていたものが、数秒あとには、動かなくなっている。

    「世の中はパワーバランスで動いている。悪や正義なんかじゃない。
    そして、人間は不平等」

    これを教えてくれたのは、ロシア人の元ルームメイト。
    彼女はどこか影があって、彼女から発せられたこの言葉には
    すごい重みがあったから、ものすごく実感できたのかもしれない。
    彼女に言われなきゃ、私はまだまだ夢を追いかけていたと思う。

    「mie 世の中は誰も助けてくれないんだよ」
    彼女は付け加えた。
    ルームメイトだった時、彼女の帰りはいつも遅かった。
    一度台所で帰宅直後の彼女とすれ違った時、厚化粧で誰だか
    分からなくなっていた。
    昼は自分の勉強。夜は、どこかのホテルで、踊り子をして生活費を
    稼いでいたらしい。。。。。
    後から人ずてに聞いた話だけれど、彼女はインドから家族へお金を
    送金していたらしい。

    「最近はね、若い子が多くて。またお客さんも踊りよりも
    際どいスタイルを望むようになって、なんだかやりにくくなった
    わ」淋しそうに笑っていたっけ。

    だけど、そんな世の中の世知辛さを知っている彼女だったから
    こそ忙しい合間ぬって、引越しの手伝いをしてくれる友人が
    ドタキャンになった事情を知った彼女は飛んできてくれた。

    2度目の引越しの時は、彼女の家と私の家は近かったけれど
    彼女は忙しい人だったので引越しの日取りを教えていなかった。

    そんな彼女は、病気の母親の看病をするために志半ばして
    自分の国へ帰っていった。
    半年後には帰ってきたいと言っていたけれど、その後インドに
    戻ってきたという話は聞いていない。

    私も世の中はパワーバランスだと思う。
    正や悪だなんて、人がいればいるほどの見方がある訳で
    これ程曖昧なものはないだろう。
    サダム・フセインの処刑を心から待っていたクルドの人達だって
    いるはずだから、彼らにとっては、正義が行われたことになるはずだ。

    パワーバランス。
    これは、とっても単純明快。誰の目からもはっきり分かる事だ。

    どの場所でも、これを理解したうえで、これに迎合するか迎合しな
    いかは自分で決めればいい。
    迎合した振りをしたほうが得策ならば迎合すればいい。
    したくなければ、どのような不利益でも受ける覚悟さえあれば
    しなきゃいいだけだ。

    サダム・フセインの処刑がきっかけで落ち込んでしまうような
    ピュアなハートを持った、素敵な友人をもてた事に感謝。
    ロシアの彼女にいつかまた会いたいなあ。
    そして、言いたい 私、強くなったよって

    コメント
    処刑映像って言うのはショックだよね。
    俺も前うっかりそういったものを見てしまい、かなりショックだった。興味本位でも見ない方がいいなと思うけど、それを放送するメディアがあるっていうことが信じられんよな。(日本人的感覚なんだろうけど)
    パワーバランス。俺もこの言葉は選挙の時にいつも思う。
    でも、漠然とだけどパワーバランスが崩れて来ている感じがして怖い。
    • ズビ
    • 2007/01/14 11:04 PM
    >ズビどの

    インドの新聞は、一面に大きく事件や事故で亡くなった
    方の写真がドアップで載ることがあります。
    それを見たがために朝から嫌な思いをすることもありま
    すが、多分これって日本人特有の感覚なのかも。。。。
    バラナシとかで感じたと思うけれど、生と死が身近な
    ものという感覚がこの国ではあるのかもしれないね。
    (日本が極端に死から隔離されている気がしないでも
    ないけれど)

    人権だとか まして亡くなった方や加害者の人権という
    感覚も かなり遅れている感じがするし、だからこそ
    写真が載ってしまうのもかもしれないね。

    オールドデリーに行けば、ヤギとか鶏が絞められている
    現場をみることができるし、こっちは、かなりワイルド
    かも。。。。。。

    パワーバランス 崩れて来て怖い感じ?
    ごめん、理解ができなかったので もうちと具体的に
    教えておくんなまし。 
    • mie
    • 2007/01/16 11:41 PM
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