日本のインドブームについて思う

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    (ただいま、道端にてバイクの修理中)

    我が母誕生日に電話をすると(実際には数日遅れてしまったの
    だけれど)

    「私も、インドに今年行こうと思ってるから。時期はいつがいい?」

    「はあ?」

    インドに母が来るのはすごく嬉しい。でもその反面、このインド
    の状況を見たら母は喜ぶのだろうか? 
    まあ、我が家に泊まってもらえるぐらい部屋の中の居心地はいい
    けれど、その周りが。。。。。。。

    私と違って、我が母は非常に潔癖症。食器棚の中はお皿のサイズは
    もとより、色により配置がしっかりと決められて、お皿を少しでも
    いい加減に重ねると

    「mie!!」と 怒声が響く

    もちろん部屋の中には埃など目にすことがなく、(やっぱり我が
    部屋を見たら 発狂するだろうなあ。その怒りで綺麗に掃除して
    くれると有難いってか? おいおい)

    パッチワークが趣味で、季節によってお部屋の飾り物取り替えたり
    玄関にはお花を絶やさなかったり、古民具を集めるのが趣味だったり
    と、まあ風流な方でして どうしてこの血を引き継がなかったのか
    不思議でならないのだけれど、そんな母がこのインド旅行に来て
    満足するのだろうか。今から心配でならない。

    昨今、どうやら日本ではインドはこんなに成長したんだ。こんなに
    魅力的なんだっていう報道が熱く熱くされているらしく、その
    影響を受けているとしか思えない。

    そういえば我が母、顔に似合わずミーハーな部分もありまして
    十年近く前、私が某国会議員の事務所で働いていたとき、その先生
    とは違う党の党首のポスターやグッズが大流行。
    娘にそのポスターと携帯ストラップ買ってきてと頼んだ方でして、
    私も私で昼休みにノコノコと買い物を済ませ、そのポスターを手に
    事務所に戻り、その後、かなり冷ややかな視線に苦しんだ記憶が。。。。

    パッチワークが趣味な母。それも古い着物など数枚集めては
    デザインを決めて、切りきりちくちくちく。
    インドには素敵な布が一杯あるので、絶対に楽しんでもらえるはず
    なんだけれど。。。。。。。 うーーーむ

    つい先日も、インドの教育問題について取り組んでいらっしゃる
    方とお話をする機会があって、インドの悪口大会で盛り上がって
    しまった程でして。。。。。

    彼曰く
    「発表される数字すべてがフェイクなんだ。今月はこれだけ達成
    出来ました。そして今月は なんて毎月毎月発表されるけれど
    朝、デリーを車で1周すれば、いったい何人の学校に行っていない
    子ども達に会えると思う?」

    まったくもってその通りでして。

    「子どもの労働者を追放しよう。労働ではなく学校へ」
    とスローガンを掲げて頑張ってはいるようだけれど、現実は
    子どもに労働させなければ生活が成り立たない家庭が多く、
    「チャイルドレーバーをなくそう」ではなく、「子どもの働く
    環境を見直そう」という事から始めなければいけないのでは
    と 個人的には思って見ている。

    土台のないところに、外見だけを繕っているのが今のデリーの
    感じ。インフラ設備もめちゃくちゃで、停電だって四六時中
    起きる。

    中間層の台頭。たしかに中間層が台頭しているのは事実。
    でも中間増=庶民ではない。

    上流−中流(上、中、下)−庶民−貧困層

    なんで、インドがこうも、華々しく取り上げられているのか
    理解に苦しむ。
    確かにビジネスというか、市場としてのインドは魅力的だと思う。
    なんせ11億人の人口。
    でも、ここインドに住んでいても、中国製の日本で売られている
    クオリティの商品が、インドの質が少し落ちる商品よりも安く売
    られていたりする。(もちろん年々インド製品の質も良くなって
    来ているけれど)

    「みんな自国の製品をインドに売りたがっているけれど、インド
    の製品を買おうとは思わない」

    こんなインドに明るい未来があるのだろうか?

    理数系の国 インド なんと掛け算は2桁の数まで暗記している。
    ためしに聞いてみるがいい。いったい何人が5×5に答えられるか。

    母体数が大きいが故に、有能な人が多いのも事実。だけど
    IT大国の一般のPCエンジニアと称する人たちは、PCを更に壊して
    帰ることすらある。

    弁護士ですら、裁判所の前庭の木下に佇み。停まる車を見つける
    と ワラワラと一斉にその車の周りに集まり、「僕を使ってくだ
    さい」と押し売りに殺到する。

    もちろん、年々目に見えるように首都は発展している。電話や
    電気やインターネットなどの普及は目に見張るものがあり、
    数年前電気が十分通ってなかったとある村でも、今ではブロー
    ドバンドが使えるようになった。

    けれど、課題はまだまだ大きく。
    これから インドがどうなって行くのか。もう少し時間をかけて
    ゆっくり検証する必要があるのではと思う。

    まずは我が母が来印の際の感想を聞いてみたいものだ。 

    コメント
    母上には、いい生活をしてるところを見せてあげてくださいね、その前に、うわさの段ボール箱捨ててください。
    • Santosh
    • 2007/02/05 12:10 AM
    >Santoshさま

    家具が少ない我が家では、ダンボールも家具のひとつ。
    実際ダンボールを全部ひとつの部屋にまとめたら、部屋全体
    が ガランとしちゃって元に戻しちゃいました(笑)
    カバリくんに売ろうといつも思うのだけれど、なんせ
    「いつ引越しがあるか分からない」というトラウマのせいか
    ダンボール捨てられないんですよ(涙)

    実際、引っ越すとなると、ダンボールに閉まって運んでもらわないと、大切な家財道具が破壊されかねないから。
    ダンボールに閉まったところで破壊されないなんて保障もないのだけれど、結局は貧乏性なんでしょうかねえ?
    • mie
    • 2007/02/05 1:19 AM
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