ちょこっとトラブルの旅〜短気は損気?編 下 〜

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    村から街まで5キロ(1キロ歩いた時点で見つけた4キロの標識)

    運転手くんが、クリケットに行き一人残されることに相成った
    私、思わず彼に
    「歩いて帰るから車はキャンセルしておいて!!」
    と、怒りにまかして口からほとばしてしまったのです。

    運転手くんも運転手くん。
    しかし時間通りに来ないチャーターしたドライバーもドライバー
    いや本当はチャーターしたつもりになっている運転手くんの
    勘違いなのでは?と思いもしないでもないのだけれど、どちらに
    せよ、こんなところでポツンと残されるのだけは絶対に嫌。

    さすがの運転手くんも
    「マダム ここから街までは遠いです。歩いて帰るなど。。。」

    でも、やっぱりどこか そわそわ

    もうどうにでも為れ。話を聞けば ここから街までの道は
    一本でしかもまっすぐ歩くだけ。距離にして歩いて30分ぐらい
    ここに住んでいる人たちが、全員車持ってるとは思えないし
    絶対にバスがあるはず。
    バスが通りゃあ、バスを停めるがよろし。通らなきゃ、歩けば
    よろし。

    短気な私はこれ以上運転手くんの顔を見る気にもなれず、彼が
    制止してくれる訳でもなく

    ふと、道路脇で見つけた標識をみると なんと街まで5キロ。
    歩くと約1時間半 ぐらい?

    どこが30分じゃい!! それとも村の人はマラソンなみの速さ
    で毎日歩くんかい(怒)

    怒りたくても、運転手くんの後姿は、クリケットの魔力に吸い
    寄せられるかのように、はるか遠く見えなくなっている始末。
    普段はおっとりしているくせに、こういう時の逃げ足だけは
    速い?ので怒りをぶつけようもない。こうなりゃ自力で帰る
    しかありません。

    なにせ 山の中の狭い道。一方通行分の広さしかない道を
    時折、トラックが上から下からものすごいスピードで通り過ぎる。
    やっぱり危ないといえば危ないと言えなくもない。っていうか
    やっぱり危険? 

    でも、道の両脇にうっそうと茂る木々の香りが漂って来て
    気持ちがいい。
    天気はどんよりとした曇り、雨さえ降らなければ歩くのには
    暑すぎず持って来いの日和。日暮れは7時ぐらいだから 街に
    つく頃までは、なんとか外は明るく保ってくれそう。
    考えようによっては、いい運動になるし、などと気を取り直して
    なるべく道の端っこを歩くこと20分。

    今度は「Hello!! Hello!!」と大きな声で話かけてくる
    謎の集団を発見。

    どうやら彼らはどこかで工事の荷物でも運び終えたところか、
    荷台が空になっているトラクターの後ろでしばしの休憩を
    している模様。ちょこっとお酒も入っている?

    ボスらしき人の大声と迫力に負けて、彼らに近づくと
    ボスは携帯で話しながら、起用にも、会話の合間を縫って
    私に向かって
    「俺らの写真を撮ってくれ」とのリクエスト。
    まあ、先を急いでいる訳でもないし、
    「とりあえず電話を終わらせたら?」との提案に
    (けして電話を切ってください。なんて言ったつもりはなか
    ったのだけれど)彼の恐持ての顔と違って、話が途中なのに
    電話を切ってしまう程の素直さ。

    電話を切らせてしまった以上、こうなりゃ写真を撮るしかな
    いよね。いい写真撮らなきゃ後ろから刺されそうだし。。。。。

    という訳で
    「はいチーズ カシャリ」



    写真撮影中に1台。
    住所を聞いている最中に1台。

    何てこと!!今まで20分も歩いて、一台もバスが通らなかった
    のに、2台もバスが通りすぎる不運さよ。

    その度に「あ!!バスがぁあああ」と 叫ぶと

    「コイナヒーン コイナヒーン(ノープロブレム)次がくるさね」
    の大合唱。
    ああああ、ここでは悠久の時間が流れているのね。

    彼らと別れ、更にに歩くこと30分近く。
    ようやく待ちに待ったバスの登場。そのバスに乗って、たった3分
    で目的地の街に辿りついたのでした。
    まあ、楽しいお散歩といえばお散歩だったけれど。。。。

    さすがに後悔したのか運転手くん。
    翌朝、携帯の電源を入れると7回ものミスコール。
    (なにせ運転手くんと話もしたくなかったので携帯の電源を
    切っておりました。)
    あああ、これでまた伝説を作ってしまった。なにせ彼は職場
    Tホテルズタクシースタンド運転手くん。
    ただでさえ武勇伝の多い私。
    きっとデリーに帰ったら、噂されてるんだろうなあ〜

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