やっぱ しんどいな

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    「マナリーに行くんだ そこで 一からやり直す
    僕はシンプルな生活を送りたい。都会の生活に疲れたよ」

    知人からかかって来た電話。

    マナリーは、私が旅をしたヒマーチャルプラデッシュにある
    避暑地。知人はそこのホテルの仕事を見つけ転職することを
    決意したという。

    38歳独身。IT関連会社勤務。
    とある仕事の取材で30代の働く男性5人にインタビューをした
    中のひとり。その後も時々電話で話はしたりしていたけれど
    こんな爆弾発言を聞くことなるとは思いもしなかった。

    一応仕事だったから、今までの彼の経歴ばかりか家族構成云々
    までも細々聞いてしまっていたし、きっとお互い違う国に生ま
    れて、属している社会も別だったからこそ、気兼ねもなく彼も
    私に本音トークが出来たのだと思う。
    電話がかかってくるのは だいたい夜の9時から10時半ぐらい。
    しかもいつもオフィスからかかってきた。

    インタビューした中で、一番年齢が上で年収が下
    (とはいえ、普通のインドの人の平均よりは高いですが
    私よりも高い給料もらっていらっしゃいました 涙)

    転職を繰り返すたびに お給料があがっていく他の方々に
    比べて、今まで転職をしたことがなかった彼
    初めての転職で給料半額ダウンっていうのも ある意味
    すごいやなあ!!

    なんかすごく 一番話しやすかったし 親近感感じていたんだよね。
    つまりですね、ドンくさい というか まあ要領悪いタイプ

    あああああああ 類友 とは言ったもので 
    我が友人をですね 頭に思い浮かべてみるとですねえ
    なんてこった(これ見てたら ごめんね)
    なんか みんな要領悪い? ひょっとして?
    いやあ その分 すっごく人間味が厚くるしいほど厚い友人達
    なんだけどさあ(愛してるわん)←って フォローになってない?

    要領がいい人が人間味がないって 言っている訳ではなくて
    社会の荒波に乗れない?っていうか

    私が求めていたもの って これだったんじゃないかな。
    なんて思ったりしちゃったりして・・・・・

    だからこそ私日本から インドに来たんじゃなかったけ?

    厳しい見方で彼を見れば 
    「トップレベルの職場で働く」という事からドロップアウト
    したわけでして、日本でもよくある突然エリートサラリーマン
    が仕事を辞めて「店を開く」「農業を志す」と宣言。
    奥さんが真っ青!!
    ってなやつなんだろうけれど、幸い彼の場合は独身だし
    (インドで38歳で独身っていうのは かなり珍しいケース)
    こんなのもありなのかも? なんて思えてしまう私って
    やっぱり駄目なんだよね きっと

    正しい選択かもしれないし。チャンスはどこで転がっている
    か分からない。
    それに幸せって ひとそれぞれの感じ方によって違うし。
    だからこそ、頑張ってね って 応援したいと思う。
    けれど現実的な見方すると
    「彼、人生捨てたな」なんて思ってしまう私が悲しい。
    でも、思い切った彼の決断を羨ましくも思う。


    「お金」
    この魔力に取り付かれると 人間は狂いだす。

    「牛肉コロッケが実は豚肉コロッケだった」
    「肉まんがダンボールまんだった」
    「いや あれは捏造されたニュースだった」 
    うるちゃい うるちゃい うるちゃい

    「仕事は人を喜ばすためのもの」
    たとえ自己満足な世界と言われてでも やっぱり
    笑顔と笑顔で結ばれる そんな社会で生活をしたい
    と思う。

    おいしいコロッケをお客さんに食べてもらいたい
    って気持ちが少しでもどこかに残っていれば、こんな
    事態は起きなかっただろうし ダンボール事件に関しては
    ねえ 違う国で起こったこととはいえ視聴率取りたさの
    ために納豆ダイエットを捏造していた 某番組がありまし
    たなあ。わが国でも

    なんか 根本的なこと 忘れているような気がする。


    同じような考え方をしている彼だから
    彼が人生 生きなおしたいって いう気持ちがすごく
    理解できる。
    最近のデリーの物価の上昇は目にあまるものがあるし
    日本人よりもストレートに自分の感情を表に出すインドの
    人達のお金に対する欲深さは、はっきり言って見るに耐え
    られないものがある。

    だけど 現実問題、マナリーに行ってもさ 所詮 外国人
    が集まる観光地のホテルがある小さな街。
    自然の美しさの反面、人間の強欲だったり、汚い部分もきっと
    凝縮されているに違いない。
    (下手すると デリーよりも生き難い場所のような気がする
    んだよね。観光にかかわらない仕事をするなら分かるけれど)
    彼が求めている楽園が そこにあるとは思えないんだよね。。。。

    私がインドに求めて得られなかったように
    どんな場所に身を置いても自分自身が変わらないと 今の状況
    を打破することは 難しい。

    よっぽど 宗教だとか特別なグループに属さない限り
    (そしてそのほとんどに私は違和感を覚えているんだけど)
    悟りを拓くなんて 皆無なんだろうなあ。

    彼の未来に幸あれ!!
    そして私の未来にも!!

    時々自分が見えなくなるときがある
    私って何してるんだろう? 何やろうとしているんだろう?
    何のためにインドにいるんだろう?

    そろそろ 潮時なのかな って思いながら
    なんで腰動かそうとしないんだろうね。
    脂っこいカレーばっかり食べて重くなりすぎたからかなあ?

    顔まずい 品がない じっくり鏡をみられない
    踏まれても 蹴られても どうぜおれって ステネコじゃい♪ 
    (オヨネコぶーにゃん エンディング より)



    ほとんどブタでもネコ ほとんど駄目 でもネコ
    生きていかなきゃならな〜いのおおおお ♪

    そう 生きていかなきゃならないんだってばさ。


    コメント
    ふむふむ なるほどねぇ〜。と納得しながら読まさせてもらいました。 久しぶりの登場ね、楽しみに遊びに来てましたよ!。
    まぁ、人生色々あるけど・・・・私、娘(今22歳)が高校生の時どっぷり悩みにはまり込んでいて、なかなか抜け出せず、その時2度目のインド旅行(何か求めるではなくただ何処かに行く感覚、気分転換)でも初一人旅で不安がいっぱいでしたが、思いっきりインドにスイッチON、凛とした気持ちでいっぱいになった。それから7年くらい経ってるが、いまだにインド病にかかってまして、インドの事考えたり、インド料理してるだけで、ウキウキと楽しい。何故かパワーが沸いてくる。今度いつ行かれるかなぁ〜? ラマダーン時かなぁ?。今すぐにでもチャンスがあれば行けるんだけどね! 語学留学とか考えてます。私って、努力家じゃないからそこんとこが問題。夫に言わせると、軽い考え方、脳みそどうなってんのか、頭なか覗いてみたいそうだ。 じゃまた。
    • たかこ
    • 2007/08/07 10:16 AM
    こんにちは〜。

    私も久しぶりのmieさんのブログ、とても嬉しく拝見しました。

    私にはmieさんがすごく冷静に生きていることに向き合っていらっしゃるように見えます。

    かなり多くの人たちが目先のお金=幸せへの保障という妄想で闇雲に疾走できてしまう、これってある意味、幸せなのかも知れませんが、私もそんなんじゃ、生きるモチベーションは上がらないから、どうしようもないです。

    ゆっくりのんびり風にでも吹かれながら、あーでもない、こーでもないって思索にふける余裕があるっていうだけで、とっても贅沢な人生だと私は思います。

    たかこさんのコメントを見て「心の中のインド」を感じました。
    私はビャクダン系の香りを嗅ぐと心がトリップします(笑)

    インド観察眼といった点でも今回のブログ、面白かったです。ありがとうございました。
    • トリ
    • 2007/08/07 11:15 AM
    客観的に見て思ったことなのですけど。

    彼が地元に帰るという報告は直接みえさんに言ってきたのですよね?それって、ひょっとしてプロポーズだってことは考えられませんか?
    一緒にゆっくり過ごしませんか?っていう感じで。
    • 江戸むらさき
    • 2007/08/07 10:14 PM
    そうそう、そうかも。
    かなり好きなのではないかしら?
    と私も思いました…。
    • miyabi
    • 2007/08/08 1:26 AM
    >江戸むらさき さま Miyabi さま

    なんか、話しが飛んで飛んでびっくり。
    まったくそんな事はないですよ。絶対!!
    恋だの愛だの語った事ないもん 本当に!!
    仕事の愚痴だとか 世間話とか 今はマナリーの
    話しで盛り上がってはいるけれど。

    それに、マナリーは彼の実家ではなく 彼の実家
    はグルガオンです。
    残念ながら ぐしゅん

    >たかこ さま
    人生いろいろ なんですよね 本当に
    オフィスの窓から見える一本道
    近くに学校があるせいで、お昼過ぎになると公道が
    パーキングになって すごく迷惑なんです。
    朝は車がほとんどなくて すーすー 通っているのに
    夕方には 風船をたくさん担いだおじさんたちが
    インド門に向かって(多分売り子さんなんだと思う)
    歩いている姿が見えたり なんか人生そのものだなあ
    って 思っていつも見てるんですけれど
    是非是非 インド語学留学 してください!!
    これからは インドの時代らしいですよ

    >トリさま
    ご無沙汰してます。 
    インドでも日本と同じ現象が起きてるんでしょうね。
    働きすぎの人たちが抱えきれないストレスを抱えて
    突然爆発。
    街の流れがゆっくりのわりには、IT関連会社の人たち
    は世界を相手にそれこそ1分を争うような生活をして
    いるようなので、日本で働いている人たちよりも きっと
    ストレスが多いような気がしますよ。

    • mie
    • 2007/08/08 5:07 PM
    高度成長期のインド、これからもっと、過酷な状況になりそう。日本ではこころに問題ありの世の中でしょう?  幸せとか、楽園とか、日々の暮らしの中で、そっちの方向にむかってるのかなぁ? って思う。 心身ともに健康。それにはどうしよう?ある程度、わがままに、自由な広いオープンな気持ちとか、行動かな? 何となく、急にそう思った。
    • たかこ
    • 2007/08/09 9:18 AM
    そのインドの彼の幸せを祈ります。
    何処へ行っても、自分が変わらなければ
    求めるものはないのかもですね。

    お金や周りの人の価値観にふり回されないようにと
    思います。タフでないと生きていけないのでしょうかね。
    • Yuri
    • 2007/08/30 4:36 PM
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