結局 ふりだし part 3

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    「ハーイ お待たせ」
    さすがに鍛えられているだけあって、彼は極上の営業スマ
    イルを顔に浮かべて戻って来た。手には、何枚かの紙が握
    られている。

    この分なら、少なくても文章での回答はもらえそうだと
    一安心したのも束の間、突然彼は私にペイメントプラン
    の紙を見せ 

    「あなたが会社で毎月使っているのは、このぐらいだから
    このプランに変えた方が少しお得になるよ」

    と、トンチンカンな説明を始めたのだ。

    「はぁ?」

    たしかに、持ってきた手紙の文章に

    『私達は御社の一番高いペイメントプランを利用して
    います。』

    という一文があった。でも、この意味は、これだけの金額
    (けして日本円にしても安くない額です)を払っているの
    だからそれなりのサービスを受けたいという意味であって、
    値段の高さ云々を問題にしている訳ではもちろんない。

    このトンチンカンな説明を遮るべく、この文の真意をお伝え
    したところ

    「もちろん その意味は理解しているけれど、お客様にとって
    ベストな選択をしてもらうために、ベストな情報を知って
    もらうのが我々の責務だから。。。」とのご返答。

    いや〜 ベストな情報を教えてもらう前に、まずはネット
    を使えるようにして欲しいのですが。。。。。。 

    と言いたくなるのをなんとか堪えたけれど、彼のとびきり
    の笑顔が、だんだん滑稽に見えて来て笑いが止まらない。

    気を取り直し、とりあえあず文章での回答を作ってもらう
    事にした。
    彼は一言一言 口にしながら 会社のレターヘッドに記し
    ていく。
    これでなんとか我がオフィスへ帰れると思った矢先

    なんと彼はペイメントプランの変更の提案まで、その回答
    文章に書き加えてしまったのだ。

    「あなたは私の会社と喧嘩したいの?」
    との私の問いに

    彼は真顔で
    「なんで 僕達はお客様に対して満足していただけるサービス
    を提供する義務があるから」

    熱い彼の正義感あふれる表情を見れば見るほど、失礼だとは
    思うのだけれど笑いが止まらない。

    「心配しないで。わが社のベストエンジニアが30分以内に
    オフィスにお伺いするから」

    今回はさすがに、私が帰社してから30分もしないうちに
    ピンポ〜ン とベルの音。
    やって来た会社1の腕の確かなエンジニアは、顔の見覚えがある 
    コンピューターを壊しにやって来たあのエンジニアだった。

    ここで ふりだし に戻る ちゃん ちゃん♪

    結局 ふりだし part 2

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      「ハーイ 私が責任者の○○です。何かトラブル
      でも?」

      電話から聞こえてくる声は妙に明るくなれなれしい
      一抹の不安を覚えながらも、5分時間を作ってもらえ
      ないかお願いしたところ

      「申し訳ない 今ミーティング中だから 15分ほど
      待ってほしい」
      との回答。なんとか責任者の人に会ってもらえるこ
      とに

      通された部屋は、白色の清潔そうな壁に ドアや
      窓枠などに墨汁色に着色された木が施されていて
      いい感じの部屋だった。
      ふかふかの革張りのソファーに座り、

      「別に社長に会わせろ と大騒ぎをしている訳では
      なく、あくまでカスタマーケアーの責任者を出せと
      お願いしている訳だから、これは問題ないよね。
      ね。ね。ね。」
      と 小心者の私は自問自答したり
      持参した手紙を読み直したり 気がつくと30分経過。

      再び責任者の人に電話を繋いでもらうが、電話が
      不通。 
      う〜む。 嫌な予感。 これは持久戦か?

      さすがに暴れだす訳にはいかずに、とにかくひた
      すら待つこと1時間

      「遅くなってごめん。ごめん。」
      出てきたのは背の低いアメリカン英語をしゃべる
      眼鏡をかけた若い男性でした。

      ちょっとハンサムかも? 左手の薬指を確認。
      リングがない。 
      これは占いに書いてあった出会いかも?
      あ!!化粧が。。。あ髪が。。。
      という問題じゃなかった、気を取り直して
      とにかく手紙を受け取ってもらい読んでもらう

      「まずはトラブルの原因や状況をこちらでチェッ
      クするから。今のネットの状況を話して見て?」

      1時間も待たせて、何度も繰り返し話したトラブルを
      また初めから話す必要があるの?
      さっき、お姉さんに話したんだからそれを、お姉さん
      から聞けばいいじゃない。。。。。。

      なんて事を思いながらも顔になるべくださないように
      また 一から説明すると

      「今から30分以内にエンジニアを送るからそのトラブル
      は最長24時間以内に。。。。。」

      さすがに責任者、彼の笑顔は鍛えられたものがある。

      「だから、何度もエンジニアが来てるにもかかわらず、
      状況が改善されないからお伺いしました。
      あなたの貴重な時間を割いて申し訳ないけれど、私も
      同じだけ時間は貴重であって。。。。。
      とにかく この手紙の回答をください。

      このトラブルの原因は何であるのか?
      いつトラブルは回避されるのか? 箇条書きにお願いし
      ます」

      彼はもう一度注意深く持参した手紙を読み直し、
      「今のアカウントの状況をチェックしてくるから」と
      席を離れた。

      つづく


      結局 ふりだし part 1

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        会社ではブロードバンドを利用してインターネット
        を使っているのだが、最近すこぶる調子が悪い。

        カスタマーケア―センターに電話をかける。

        電話がなかなか繋がらない

        やっと繋がり苦情を言うとマニュアルどおりに
        「最長24時間以内にお客様の問題は解決されますから」
        と、あしらわれ

        「24時間なんて待っていられません」
        と、なんとか粘り、エンジニアに来てもらうことに。
        (つい2、3年前を考えると 信じられない程、ネット
        環境は整いつつあるけれど、それでもまだまだ)

        オフィスの住所を伝えると、どうやら電話の相手が理解
        できていないらしい。

        オフィスがある場所はデリーに住んでいれば誰でも分かる
        有名なマーケットの側のはずが。。。。。。。。
        何故だ?何故だ?何故だ?なんでそのマーケットが分ら
        ない?

        なんと答えは、この電話はムンバイにあるコールセン
        ターに繋がっているとのこと。

        そういえば、人件費を安く押さえるために、アメリカの
        会社がインドにコールセンターを作り、アメリカからの
        苦情電話をインドで受けているとか。
        苦情を言っているお客さん(アメリカ人)は、話してい
        る相手がインドに住んでいるインド人なんて露ともしら
        ず、トラブルが多発している
        なんてどっかの新聞で読んだっけ

        インド国内の会社も、苦情の電話はコールセンター一括で
        処理をするんだ〜 ふ〜ん と関心してみたり、なんとな
        く違和感を感じてみたり電話を切る。

        お決まりですが、エンジニアが予定時刻になっても現れず
        待てど暮らせどやって来ない。

        やっとエンジニア登場。(なんだか頼りなさげなエンジニア)
        しょっちゅう何処かに電話をして指示を受けながら
        パソコンを操作。

        それでもなんとかネットは復旧したので、エンジニア退場。

        安心したのも束の間、10分もたたないうちにネットが
        またまたダウン。
        おまけに再起動したらパソコンが動かなくなってしまっ
        たよ〜


        会社で頼んでいるエンジニアをパソコンを復旧させるために
        呼ぶはめに とほほほほほ。

        な〜んて 事が頻繁にあったので、我がボスがお冠に
        なり果たし状をじゃなかった、苦情の手紙(正式文書)
        を持って吉良邸に討ち入りにじゃなかった、ブロードバンド
        の会社へ行く事にあいなりました。

        こんな事をしても意味ないよ〜 なんて内心思いつつも
        ボスの命令とあれば仕方なくエイコラエイコラと本社へ
        乗り込んでみたものの

        カスタマーケアー係りのお姉さんが、これまたマニュアル
        どおりに一通り私から苦情を聞いてから

        「それではその手紙を担当者に渡します。エンジニアを
        30分以内に送りますから。問題は最長24時間以内に
        解決します。。。」

        あれ?どっかで聞いた台詞?

        「いや、それじゃ手紙をわざわざ持ってきた意味がない
        から、責任者に会わせてください」
        と、こちらも粘るしかなく

        基本的に(自称)温厚な私は、こめかみに怒りマークをつけ
        ながらもお姉さんの対応の悪さに耐えていたものの

        「その責任者はとっても忙しいので」

        おいおい、ちょっと待った。少なくてもこちらはお客様で
        わざわざ(確かにアポイントはなかったけれど)出向いて
        しかも、正式な形式の苦情の手紙を持参している訳だから
        責任者はとっても忙しいとの返答はないでしょう。。。

        さすがのあちきもお冠。営業スマイルさえしないお姉さん
        相手にしても時間の無駄。

        内心 なんだか私がクレーマーみたいで恥ずかしいと
        思う気持ちを押さえつつ
        「何がなんでも責任者に会わせろ」と語調を強め、声荒上げ

        他のお客さんの注目を浴びるはめに。。。。。

        声を荒上げる前にどうして誠実に対応してくださらない
        のかしら? 荒上げている私の方が恥ずかしいのに、
        でも荒上げなければ通じないんですもの、声を荒上げるしか
        なく

        その後一悶着あった後、やっと責任者と電話で会話を
        するところまで 漕ぎつけたのでした。

        つづく


        新記録達成!!なんと1週間で。。。。

        0
          ぱんぱか・ぱ〜ん♪
          新記録達成です。なんと1週間で4キロ太りました。
          我ながらすごい。 う〜む

          ここしばらく社会生活ぎりぎりの毎日を送っていま
          した。

          つまるところ そうぶるー再来 

          昔からそうなんだけれど、私のぶるーは 過食と睡眠
          に走り
          (日曜日は多分起きていた時間は4時間/24時間?)
          これじゃ 代謝も落ちるわけで

          そろそろ 気分が上向いてきたな と思うと体重計
          にのり 体重をチェックしはじめる。
          いつものパターン。 パターンがわかっているなら
          どうして うまく調整できないのかしら?

          それにしても インドで夏に4キロ太る こんな事が
          ありうるのね 恐ろしや ポテチ クッキー

          今回のぶるーで学んだ事

          過食に走る→ 何か私の中に満たされない欲求(本人は
          何か分っているつもりなんだけれど)があり、その欲求
          を満たすために(もう胃はもたれて 何も受け付けたく
          ないと言っているのに)食べる。
          =食べることはその欲求を満たす代替手段なんだな〜

          同じ食べるなら野菜とかお豆とか健康に良い物を選べ
          ばいいのに、なぜか毎回ポテチかクッキー う〜む

          睡眠に走る→ 気力がないので、疲れやすい。現実逃避。
          プラス 食べることと同じく満たされない欲求を満たす
          代替手段。

          そんな事 心理学の本なんかに書いてあるだろう〜なんて
          突っ込みを入れないでくださいね。
          確かに書いてあったような気もしますが、本で読むのと
          実感するのは別ですから。。。。。

          という訳で目からうろこの ぶるー体験記でした。
          あ〜 またまたダイエットを始めなければ とほほほほほ
          この4キロは大きいな〜 ぐしゅん



          ダークなお話 2

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            またまた ダークなお話。

            インドの村で生活する若者にとって仕事を見つけるのは
            一苦労。今回村から彼が出てきたのも、デリーで仕事
            を見つけるためでした。

            とはいえ、大学を卒業した訳でもない彼が出来る仕事は
            限られています。何のつてもありません。
            だからと言って私に尋ねられても、外国人である私が
            彼のために仕事が見つけられる訳がありません。

            彼曰く
            その昔、貧しい家出身の彼が唯一つ確実な収入は軍隊に
            入ること。そこで試験を受けたところ見事に合格。
            あとは、軍から指定された病院で健康診断書を作り
            入隊手続きをするだけだったにも関わらず、病院で賄賂
            を払わなければ診断書は作らないと言われたとか、でも
            賄賂を払える余裕は彼の家には無く、泣く泣く
            入隊を諦めたとか。

            嘘の話かもしれません。
            でも、インドの田舎の村ではこのような事が実際に
            起こり得る。それから彼は働く気力を無くしどんどん
            腐っていく。

            どんなにチャレンジをしても、報われないと思い込ん
            でしまったら、人間は腐っていくしかない。
            年々腐って、顔に覇気がなくなっていった彼を知って
            いるだけになんとかしてあげたい。

            結局は、デリーの安宿街で働いている知人に彼を紹介
            することにしました。
            あとは彼の運次第。
            悪名高いデリーの安宿街。堕落への誘惑が一杯。

            万万が一彼が仕事を得られたとしても、そこで彼は
            生きていけるのかな?

            村で何もしないで腐っていくよりは、少なくても確実
            に収入がある汚れた街へ出てくる方が彼にとって幸せ
            なのかな?

            デリーで仕事を得られなかったら、彼はもっと腐っちゃ
            うのかな?

            現実は本当に厳しい。
            今夜は眠れそうもありません。





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              たかこ
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              たかこ
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